Nagarik Daily 28/06/2015
・UNESCO は、カトマンズ渓谷にある7つの全ての世界遺産を危険リストに入れることを、6月28日からドイツのボンで始まる第39回世界遺産委員会で提案する予定。
・世界遺産センターと専門家による徹底的な協議を通じて、緊急計画の策定と実行をネパール政府に要請している。
・UNESCOは、さらに、2016年2月までに破壊された遺産地域の状態を是正するようネパールに警告することを決定している。
・現在ボンにいるネパール代表者たちは、委員会に対し、それらの遺産地域を危険リストに登録しないよう説得しようとしている。
・UNESCOは、2003年に遺産のある付近に高層の建物を建てることが認可されていることに対し危険リストに登録した。しかし、その後ネパール政府が状況を改善したため2007年には危険リストから外された。
・ネパールは、世界遺産地域の状況について義務付けられている年次報告書を2015年1月25日に提出している。
・2015年4月25日の地震にともない、ユネスコの技術チームは、状況報告書を作成し、危険リストに入れることを決定した。
・カトマンズ渓谷にある、チャングナラヤン寺院、ボーダナート、スワヤンブナート、パシュパティナート、バクタプール・ダルバル広場、パタン・ダルバル広場、ハヌマンドーカ地区の7カ所は、1979年に世界遺産に登録された。